当日は、
「せめて恰好(かっこう)だけでもちゃんとしたい!」
と思っていたので、下は2年前の夏に購入した、
この水陸両用の水着兼スポーツ用レギンスを装着。
上は、お気に入りのドアラTシャツを着て、
レースに参加しました。
開始時間ぴったりの午前9時45分、
誰だかよく知らないけれど、
たぶん、どこかのエライおじさんのピストルで
一般男子3kmの部が始まりました。
3kmのコースは、
美郷小学校前の県道24号の、
若狭ヘリポート南口交差点手前から、上中方面に向かってスタートして、
橋(坂道)を上って下って、しばらくまっすぐ走って、
また橋(坂道)を上って、下野木の交差点手前で折り返し、
でした。
普段、家の近くの海岸沿いの平坦な道でしか練習してこなかったので、
折り返したあと、2つある上り坂を越えられるかどうか…、
走り出してからも、まったく自信はありませんでした。
ところが、
今回のマラソン中に降りかかってきた「悪夢」は、
距離でも、
コース形態でも、
天候でも、
もちろん、孤独でもなく、
なんと、
「レギンス」
だったのです・・・。
スタートの号砲とともに走り始めて2,3分後…、
すぐに異変に気付きました。
「・・・少しずつ、レギンスがずり落ちている・・・ 」
以前、練習中にも一度、同じことが起こり、
走りに全く集中できない…ということがありました。
その時は練習用のレギンスを、
「まえ・うしろ」を反対にして着用しまっていた…という、
かなり恥ずかしい、うっかりミスでした。
今回はその経験を踏まえて、
事前にちゃんと「まえ・うしろ」を確認の上、
本番用のレギンスを装着したので、
「これでレースに集中できる!」
と、完全に安心しきっていました。
ところが・・・
「よもや、よもや」
ですよ!
ちょっと走ったら、すぐにレギンスがずり落ちてくる。
走りながら片手で直しても、すぐにずり落ちてくる。
しょうがないから(恥ずかしいけど)、
走りながら両手で「えいえいっ!」と直しても、またすぐにずり落ちてくる。
「レギンスのずり落ちが気になるので途中でリタイヤ 」
という形も一瞬、頭をよぎりましたが、
それでは、ブログのネタにはなるけど、自分のためにはならないっ!
と思い直し、
折り返し地点を過ぎてからは、
(すでに体力的にしんどい…ということもありましたが…)
「たとえ、どれだけレギンスがずり落ちようとも、
俺は俺の責務を全う(まっとう)する!心を燃やせ!」
というわけで、残り1.5kmほどは、
「レギンス? いえいえ。まったくずり落ちていませんが・・・」
という態(てい)でゴールまで走り抜けました。
もちろん、
恥ずかしいくらい、
がっつり、ずり落ちてましたよ。
これって、フツーに「あるある」なんでしょうか?
とても気になっています。