じゅんぺいぶろぐ

向新ゼミでの出来事や自分自身(家族)のことなど、「面白い!」と思ったことや「伝えたい!」と思ったことを書いています。

2024年06月

みなさん、こんにちは。

「娘の言い間違いシリーズ」のお時間です。


ケース1 「夕食中、最後まで残った白ごはんを、味のりで食べようとして…」

:「あんたっ!また海苔ばっかり!そんな海苔ばっかり何枚も食べたらあかん!!」

減塩味のり
普段から、あまりにも海苔を食べまくるので、彼女の海苔は「減塩味のり」一択です。



:「もう(# ゚Д゚) わかっとるよ~。
  「でもこの海苔さあ~。なんかカマタリになってて、1枚だけ取るのが難しいんよ。 」



はい、来ました~。

ありがとうございます。

藤原鎌足

中臣鎌足(なかとみのかまたり)
645年乙巳(いっし)の変から始まる、大化の改新(たいかのかいしん)で、中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)の側近として活躍した人物。
死後、その功績(こうせき)を称(たた)えられ、天智天皇(てんちてんのう=中大兄皇子)から、大織冠(たいしょくかん=最高の冠位)と藤原の姓(せい)を与えられた人物です。

去年、上の子用に購入した「まんが 日本の歴史 ー古代編ー  」を、
学校の宿題そっちのけで読み耽(ふけ)っていただけのことはある! 

9784082392024
*今年カバーイラストが一新され、多くの人気漫画家がイラストを描いていますよ。
(このイラストは、『ジョジョの奇妙な冒険』の荒木飛呂彦先生ですね。)


たしかにひらがなでイメージすると「 かたまりかまたり 」なので、
きれいなアナグラムではありますが…。
 
*anagram(アナグラム):ある言葉や単語の文字を並び替えることによって、別の意味を持つ言葉や単語を作る言葉遊びのこと。

『ハリーポッターと秘密の部屋』の
Tom Marvolo Riddle (トム・マールヴォロ・リドル)

I am Lord Voldemort (俺様はヴォルデモート卿だ)
が有名ですね。





ケース2 「GWに富山でおいしい焼肉を食べに行くことになって…」

(  帰宅途中の車内にて…)

:「確かにお肉はおいしいけどさあ…。  」

:「こんど食べに行く店は、富山に住んでた頃に何回か行ったことあって、めっちゃおいしかった店やから、大丈夫やとは思うけど…。焼肉イヤなんけ? 

:「う~~~ん。イヤってわけじゃないけど。
  「私さあ、良いお肉食べて、一回吐いたことあるやろ。
  「あれから、良いお肉食べると、またそうなるんじゃないかって、思ってしまうんよねえ…。

:「まあ…、あのときは俺もヒドイ目にあったから、わからんでもないけど…」

:「やろっ。だからさあ~。わたししもやけあんまり食べたくないんよねえ…  」

:(思わず急ブレーキを踏みそうになりながら…)
  「お前…、
しもやけ…、食べたことあるん? 

:「うん、そうやで。それでお腹痛くなったんやもん…。」

 ~ 助手席の息子  大爆笑中  & 後部座席の嫁   あきれ顔…  ~

:「あれっ?…もしかして、わたし、また間違えた?」

息子:「しもやけって。冬になると足にできるやつやんか~。」
   「お前、それ食べるん?(大笑い)

:「あ゛~っ!! ま~た間違えたあ~。
  
  「ところで、正しいのって、何やったっけ?」

全員:「霜降り! 

(以上です)


ー おまけ ー

先日、小学校のプール掃除中に「げじげじ  」がいたらしく、

:「今日さあ、プールに虫おってさぁ。」
    「みんな嫌がってて。」 
    「なんやたっけ?あの虫?」
    「あれよ。あれ。」
    「え~っと…。」
   



          「『
げりげり』やったっけ?」
   
    「私、キャーって思った…。」


:「は?・・・・・・・・・・。」

今年度から、
一部の生徒に、
「書写 
の宿題を出しています。


タイトルにある通り
「国語力を伸ばすため   」
です。


塾の仕事をさせてもらうようになって、今年で26年目になりますが、
これまでに、いわゆる「国語ができない生徒」を何人も指導してきました。

その経験を通して、
あくまで個人的に…ですが、
国語力が低い生徒は、

「言われたことや書かれていることを正しく理解する力」
が低いので、先生が話している内容や授業中の説明、教科書に書かれている内容を正しく理解することが苦手です。

物語文(小説文)を読んでも、登場人物の行動やセリフなどから、
「その人物の感情」を正しく推測することも苦手です。

感想文(作文)を書かせても、
「楽しかった。面白かった。」など、
3~5行程度の簡単な文しか書くことができません。


例えば、我が子が、
「学校の授業、何を言ってるか分からん…」
と言ってきた場合でも、
「先生の説明が下手だから…」
というわけではなく、
「他の生徒はちゃんと理解しているが、我が子だけが理解できていない…」
という可能性もあるのです。


国語力が低いまま社会に出たら、いったいどうなるのか・・・?

会社の上司に言われたことを指示通りにやれない。
顧客に自社の商品の良さや特長をうまく説明できない。
顧客のニーズやクレームに対して誠意ある言葉で対応できない。
相手の言動から、相手の感情を推測することができないので、人間関係をうまく構築できない。
                                   など

もちろん、必ずそうなる…というわけではないですし、
逆に、国語力があっても、説明が下手な人、人付き合いが苦手な人も
いらっしゃると思います。


向新ゼミに来てくれている子どもたちには、
将来、世の中に出たときに
他人に喜んでもらえる、
他人の役に立てる、
…そんな大人になってほしいと思っているので、
そのためにも
「何とかして国語力を引き上げたい   」
と思ってきました。


すぐに効果が出るわけではないですが、
なるべく続けていきたいと思っています。

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