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(ドラゴン桜2より。 懐かしいですね~。)

1月上旬から中旬にかけて
各高校の推薦入試を受検した中3生の塾生全員から、
「合格しました!
との嬉しい報告をいただきました。
受験生のみなさん、おめでとうございます。

そして受験当日まで…、コロナやインフルエンザに注意しながら、お子様の体調管理に細心の注意を払ってくださった保護者の皆様、本当にお疲れ様です。ありがとうございます。


また向新ゼミでは、
高3生の大学受験に関しても、

実は、





2022年12月末までに、
全員が大学に合格  しておりました。



例年であれば…、

①1月中旬の大学入学共通テストを受検して…。

②結果から国公立大学の前期&後期の受験校を決めて…。

③1月下旬から2月中旬に滑り止めの私立大学を受験して…。

④2月下旬の国公立大学の前期試験を受験する。

というのがセオリーなのですが、

今年は上記のように、
高3の塾生全員が11月~12月の推薦入試で全員合格したので、
「共通テストで勝負!」という生徒がいませんでした。

これが一体どういうことを意味しているのか…と言うと、
全員が「滑り止めの大学に合格した」のではなく、
「行きたい大学に推薦で合格した」。
ということを意味しているのです。

「学校から『やれ』と言われたことを、ただやるだけの勉強ではなく、自分で進路を探究して、学びたいことや、やりたいことを考え、あるいは発見し、それに向けて勉強や探究を重ねる…」
という、現在の若狭高校のコンセプト(考え方)は、30年前、何の目標も目的もなく「テスト前だけ頑張る勉強」しかしていなかった人間からすると、とても良いものだと思います。

来年も推薦を希望する高校生は多いと思います。
もちろん、一般入試より3か月以上も早く進路が決まりますから、
「楽をするための推薦合格」という側面は、もちろんあってもいいのですが、
それよりも、
今年のように、
「受験生本人が行きたいと希望している大学への推薦合格」
がたくさん出るように関わっていこうと思います。

最後に…今年合格した高3生の「合格作文」から一部抜粋したものを掲載します。

私は推薦入試で大学を受験しました。第一志望と第二志望の国公立大学には落ちてしまいました。周りの友達が受かっていくなか、自分だけが受からないことに悲しさやイラだちなどがありました。

それでも、もう一度私立大学の推薦入試に挑戦しようと思えたのは、周りの支えもあったからだと思います。もし、周りの支えがなかったら、自分一人では挑戦することもせず、将来の夢に向かって、大学を選ぶことすらできなかったかもしれません。

第一、第二志望の大学には、もちろん合格したかったし、そのための努力もしました。失敗して悲しかったり苦しかったりもしたけれど、周りの支えがあって挑戦できたので、今では後悔していません。

来年、大学入試を受ける後輩に伝えられることがあるとしたら、
「努力は必ず報われるとは限らないが、努力せずに失敗するほうが絶対に後悔する」ということです。口で言うのは簡単ですが、なかなか難しいと思います。でも仲間と支え合いながら頑張ってほしいです。

最後に、中学から塾に通い、もう卒業と考えると時間の流れは本当に早いと感じます。中学3年の秋、担任
の先生に「この成績ではゼッタイに無理!」と言われた若狭高校に入ることができて、成績が良くなったのも塾のおかげだと思います。本当にありがとうございました。