みなさんには、
「行ってみたいけど、実際に行くのは、たぶん無理やろうなあ…  」
という場所はありますか?

僕には少なくとも3つあります。


1.「宇宙」
行ってみたいけど、訓練とかいろいろめんどくさそうだし、乗り物酔いもしやすいし…。
 *僕の乗り物酔いのしやすさレベルは、自分で運転しているのに高速道路のインターチェンジの180度ターンで「うっ…  」と気持ち悪くなるレベルです。

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夜景ですが、まさにこんな感じですね~。
想像するだけでも、軽い嘔吐感がこみ上げてきます…



2.「マチュピチュ遺跡(チリ)」


この目でマチュピチュ遺跡を見たい!
でも行けそうにないので、スマホの待ち受け画面にして、いつも無聊を慰めています。
 *無聊(ぶりょう):退屈なこと。心が楽しまないこと。気が晴れないこと。

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3.「エジプト」

マチュピチュと同じ理由であきらめてました。
「エジプトとマチュピチュは肉眼ではなく映像で観るものだ」…と。









・・・、ところが!

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夏休み前、子供たちがこのようなチラシを持って帰ってきたではありませんか!!!



いやあ…、キャッチフレーズを見てくださいよ。

古代エジプト3000年の歴史の扉が今、…ひらく

めちゃくちゃかっこいい!
今すぐ、その扉を開きたい!
そう思わせてくれる、大変すばらしいチラシですよ!


娘も小学校でこのチラシをもらった瞬間に、
「あっ。お父さん、絶対に行くな。これ。
と思ったそうです。

まさにその通り!
「行く」以外の選択肢、なし! 

…というわけで、8/12(月)福井県立美術館に行ってきました。

前日に美術館のHPをチェックしたところ、
「土日祝日は大変混雑して、駐車できない場合があるので、できるだけ公共の交通機関で…  」との文言があったことから、美術館が開館する午前9時に間に合うよう逆算して小浜を出発!
お盆の混雑で、到着が9時15分ごろになりましたが、それくらいの気合の入れようでした。

…、結果から書くと、

めちゃくちゃよかった

もう、その一言に尽きます。

「ツタンカーメン王の黄金マスク」などの有名な展示物があったわけではないのですが、
今から3000年以上前の人類が、こんなに精巧なものを創っていたこと、そしてその本物がまさに自分の目の前に存在していること。

もう感動と興奮の連続でした。

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本物のヒエログリフ(神聖文字)、象形文字ですよ! 
神殿の柱の基部の石に360度、びっしりと書かれていました。


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想像してみてください。
この説明版に書かれていることを、木棺のすぐ近くに立って興奮気味に説明しているアラフィフのおじさんの姿を…。

そして、その最大にして唯一の被害者であるHくん(浜中1年男子)は
「書いてないことまで、すごく熱心に説明してて…。ちょっと気持ち悪かった… 
とのコメントを残していたそうです。

ちなみに嫁と娘は、被害に遭わないために、二人でまわっていたようです。


全てを見終わって、その興奮冷めやらぬまま、受付横の「お土産コーナー」に。
そりゃあ、買いますよ。

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まずはヒエログリフ(象形文字)とアルファベットの対応表。
これで自分の名前をヒエログリフで書くことができます。
(必要?)


さらには…、
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冥界の神アヌビスの像も!


ちなみに、この姿勢は、





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そう。スマホスタンドですね~。

嫁からは「え~っ。大きすぎて邪魔にならんけ? 
とのクレームが入りましたが、
「俺が俺の金で買うんやから、いいやん!  」
と、嫁クレームを突っぱねて購入。

…あれから五日経った今日現在、アヌビス神はスマホではなく、
嫁専用の「お買い物用メモパッド」をその背中に載せております。

…このアヌビス神のスマホスタンド…、ネットでフツーに買えるんですね…。
嫁から教えられて、軽くショックを受けました。(終)