今年から、中学校の教科書が改訂され新しくなっています。

英語の教科書は前回(2021版)の改訂から、A4サイズに拡大され大きくなりました。
「改訂」とはいっても、
今回の改訂は4年に一度実施される、
「小改訂」
と呼ばれるもので、
前回の教科書と一部分が異なる、
いわば、
「マイナーチェンジ」
に近いものです。
…とはいえ、
新しい英語の教科書の、1/3程度は新しい内容(文章)に差し替えられていて、
登場人物も4年経ったので総入れ替えとなっています。

( 21年Ver. 左から Asami Kaito Josh Meg )
↓ 新しい教科書では…、

( 25年Ver. 左から Jun Riko Eddy Anna )
絵柄も、21年のアニメっぽい感じから大きく変化しています。
・
・
・
・
・
・
ちなみに、
僕が小~中学生だった
1980年代のNew Horizonの登場人物は、
こんな感じだったようです。

まさに「隔世の感」がありますね~
*「隔世の感」:「世の中がすっかり変わってしまい、自分の知っていたものとは全く違うという感覚」(Google AIより)
中学校のときの教科書に Mike Davis が登場していたと思いますが(たしかNancy ナンシーという名前の女の子もいたような…)、こんな白黒ではなくカラーだったような気が…
記憶違い?
話を2025年の教科書に戻します。
先日(10/27)中1生の授業で、
Unit7Part 2~Part 3の教科書本文の全文訳をやりましたが、
このUnit7は、全てが新しい内容でした。
その中に、イギリス発祥のものとして、

Harry Potter や Peter Rabbit が登場していました。
ハリーポッターは映画を全部観て、あらかた知っていたのですが、
ピーターラビットは...
よく見かける、うさぎのイラストでしか、その存在を知らなかったので、
中1生に、
J:「ピーターラビットって知っている人いる?」
と聞いたところ、3名(Sくん、Tさん、Uさん)が手を挙げてくれたので、
どんな内容なのか、聞いてみることにしました。
J:「Sくん、どんな内容やった?」
S:「小さいころに何かのアプリ?で見ただけなんで…
」
J:「覚えてないか… ありがとー、じゃあTさんは?」
T:「うふふふふふふふふふふふふ・・・・・・・
」
J:「? ど~した⁉ Tさんっ!」
T:「うふふふふ、わたし、うふふふふ、ピーターパンと、うふふふふ、間違えてました~ うふふふふふふ・・・
」
(彼女は、何かを話そうとすると、笑い出してうまく話せなくなるようです…)
いったん気を取り直して、
J:「Uさんはどう?」
T:「えっと…確か、ピーターラビットのお父さんが、近くに住む人間に〇〇されて、その仕返しにピーターラビットがその人の畑を荒らしたり、にんじんを盗んだりして、最後にその人を〇〇します
」
全員:「えっ…⁉




」
J:「ちょっと待って!」

J:「教科書に載ってるこの絵って、その人間をやっつけて、畑のにんじんを勝手にとって、幸せそうに食ってるシーンってこと⁉
」
U:「たぶん」
中1生全員、爆笑の渦に…







J:「まじかっ!!」
・・・、授業後にインターネットで調べてみると…、
ありました!
なんと、ピーターラビットのお父さん
はすでにパイにされ、
パイとして絵本の登場人物一覧に出ていました!

これって、かなりシュールな設定ですよね。
第1話の冒頭でピーターラビットのお母さんが、
『お百姓さんのマグレガーさんとこの畑にだけは行っちゃいけませんよ。お前たちのお父さんは、あそこで事故に遭って、マグレガーさんの奥さんに肉のパイにされてしまったんです』(引用)
と、ピーターラビットたちに注意しているではありませんか!
さらに初期のピーターラビットの絵本には、パイにされたピーターラビットのお父さんを食べるシーンまであったそうです。

(うさぎのパイを食卓に出すマクレガー夫人…、怖すぎる
)
絵本のなかに、リアルなイギリス社会を取り入れていたんですね~。
そういえば、保育園の頃、トラが木の周りをぐるぐる回って、最後にはバターになる、

「ちびくろさんぼ」が大好きで、
「トラのバター。おいしそうだな~
」
と思って楽しんで見て(読んで)いましたが、
もし子どもの頃にピーターラビットと出会ってしまっていたら…、
軽くトラウマになっていたかも知れません。
P.S. 「ちびくろさんぼ」を読むたびに、トラのバターを食べたいと思っていた保育園児は、長い長~い年月を経て、バターはおろか、チーズすらも食べられない50歳のおじさんに成長しました。

英語の教科書は前回(2021版)の改訂から、A4サイズに拡大され大きくなりました。
「改訂」とはいっても、
今回の改訂は4年に一度実施される、
「小改訂」
と呼ばれるもので、
前回の教科書と一部分が異なる、
いわば、
「マイナーチェンジ」
に近いものです。
…とはいえ、
新しい英語の教科書の、1/3程度は新しい内容(文章)に差し替えられていて、
登場人物も4年経ったので総入れ替えとなっています。

( 21年Ver. 左から Asami Kaito Josh Meg )
↓ 新しい教科書では…、

( 25年Ver. 左から Jun Riko Eddy Anna )
絵柄も、21年のアニメっぽい感じから大きく変化しています。
・
・
・
・
・
・
ちなみに、
僕が小~中学生だった
1980年代のNew Horizonの登場人物は、
こんな感じだったようです。

まさに「隔世の感」がありますね~
*「隔世の感」:「世の中がすっかり変わってしまい、自分の知っていたものとは全く違うという感覚」(Google AIより)
中学校のときの教科書に Mike Davis が登場していたと思いますが(たしかNancy ナンシーという名前の女の子もいたような…)、こんな白黒ではなくカラーだったような気が…
話を2025年の教科書に戻します。
先日(10/27)中1生の授業で、
Unit7Part 2~Part 3の教科書本文の全文訳をやりましたが、
このUnit7は、全てが新しい内容でした。
その中に、イギリス発祥のものとして、

Harry Potter や Peter Rabbit が登場していました。
ハリーポッターは映画を全部観て、あらかた知っていたのですが、
ピーターラビットは...
よく見かける、うさぎのイラストでしか、その存在を知らなかったので、
中1生に、
J:「ピーターラビットって知っている人いる?」
と聞いたところ、3名(Sくん、Tさん、Uさん)が手を挙げてくれたので、
どんな内容なのか、聞いてみることにしました。
J:「Sくん、どんな内容やった?」
S:「小さいころに何かのアプリ?で見ただけなんで…
J:「覚えてないか… ありがとー、じゃあTさんは?」
T:「うふふふふふふふふふふふふ・・・・・・・
J:「? ど~した⁉ Tさんっ!」
T:「うふふふふ、わたし、うふふふふ、ピーターパンと、うふふふふ、間違えてました~ うふふふふふふ・・・
(彼女は、何かを話そうとすると、笑い出してうまく話せなくなるようです…)
いったん気を取り直して、
J:「Uさんはどう?」
T:「えっと…確か、ピーターラビットのお父さんが、近くに住む人間に〇〇されて、その仕返しにピーターラビットがその人の畑を荒らしたり、にんじんを盗んだりして、最後にその人を〇〇します
全員:「えっ…⁉
J:「ちょっと待って!」

J:「教科書に載ってるこの絵って、その人間をやっつけて、畑のにんじんを勝手にとって、幸せそうに食ってるシーンってこと⁉
U:「たぶん」
中1生全員、爆笑の渦に…
J:「まじかっ!!」
・・・、授業後にインターネットで調べてみると…、
ありました!
なんと、ピーターラビットのお父さん
パイとして絵本の登場人物一覧に出ていました!

これって、かなりシュールな設定ですよね。
第1話の冒頭でピーターラビットのお母さんが、
『お百姓さんのマグレガーさんとこの畑にだけは行っちゃいけませんよ。お前たちのお父さんは、あそこで事故に遭って、マグレガーさんの奥さんに肉のパイにされてしまったんです』(引用)
と、ピーターラビットたちに注意しているではありませんか!
さらに初期のピーターラビットの絵本には、パイにされたピーターラビットのお父さんを食べるシーンまであったそうです。

(うさぎのパイを食卓に出すマクレガー夫人…、怖すぎる
絵本のなかに、リアルなイギリス社会を取り入れていたんですね~。
そういえば、保育園の頃、トラが木の周りをぐるぐる回って、最後にはバターになる、

「ちびくろさんぼ」が大好きで、
「トラのバター。おいしそうだな~
と思って楽しんで見て(読んで)いましたが、
もし子どもの頃にピーターラビットと出会ってしまっていたら…、
軽くトラウマになっていたかも知れません。
P.S. 「ちびくろさんぼ」を読むたびに、トラのバターを食べたいと思っていた保育園児は、長い長~い年月を経て、バターはおろか、チーズすらも食べられない50歳のおじさんに成長しました。
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