「くじ運」

僕は生来(せいらい)「くじ運」がありません。

福引き抽選はもとより、
雑誌の懸賞はがき、
応募券を〇〇枚集めて応募するヤツ…、

それがどんな抽選方式であったとしても、
「自分が絶対に欲しい!」
と思ったものほど「絶対に」当たらない…。

なので、この世に生を受けてから48年近くたっていますが、
「宝くじ」を一度も購入したことがありません。

*ちなみに「ビンゴゲーム」だけは、なぜか結構な確率でビンゴが揃って、良い商品をゲットできることが多いです。


そんな僕に、先日「ありえない奇跡」が舞い降りました。

それは、忘れもしない、7/16(日)の昼下がり。
子どもたちが夏休みの間に読む本を買うために、三洋堂書店に行った時のことです。

何気なしに、入り口左にある「ガチャガチャ」に目をやると…、

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なんと! 
このような、大変神々(こうごう)しいガチャガチャを発見!!!

Q:大好きな縄文土器は?
  A:「火焔(かえん)土器」

Q:大好きな埴輪は?
  A:「馬埴輪(はにわ)」

Q:大好きな土偶は?
  A:「遮光器(しゃこうき)土偶」

と即答できるレベルの歴史好きである自分にとって、
まさに「垂涎(すいぜん)もの」のガチャガチャなのです。
   *「垂涎の的」:ある物を手に入れたいと熱望すること。


実は以前、富山に住んでいるときに、
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このガチャガチャにハマって…、

土偶一式(旧②)

「馬埴輪」と「ヴィーナス土偶」以外をゲットしたことがありました。



今回の狙いは、
どことなく哀愁を感じる、
「合掌土偶(がっしょうどぐう)」
これ1点のみっ!! 

財布には100円玉が5枚…、
つまり、1回こっきりの「土偶チャレンジ」

(たとえ合掌土偶が出なかったとしても、それはそれでネタになるなあ…)
と思いながら、
「ガチャガチャ・・・」
とダイヤルを回して、
「コロン」
と出てきたカプセル  を開けてみると、
そこには…、












土偶合掌土偶




出た~っ!! 合掌DOGUUU!!!!!!


もちろん、ここぞ、とばかりにガッツポーズを繰り出しましたよ。
じきに48歳になりなんとするおじさんが、
ガチャガチャで「想定外の当たり」を引き当て、喜びを爆発させている…
その傍(かたわ)らにいた我が子たちは、
「えっ…、これでそこまで喜ぶの? 
という冷たい反応を見せていました。

それでも、思いがけない僥倖(ぎょうこう)に、大変気をよくしたおじさんは、
次も自分が欲しい土偶が出てくるのではないか?
という勘違いにとらわれ、嫁に100円を借りて、2回目にチャレンジしていました。

「いでよ。中空土偶…」
と念じながらダイヤルを回したのですが、
やはり元来が「くじ運のない男」、
(…ハズレというわけではないのですが)
「縄文のビーナス」
でした。

それでも、
土偶一式(新2)
どんどん、コレクションが増えています。
あとは何とかして「馬埴輪」が欲しいなあ…。(終わり)