今日(今後、補欠合格の可能性も残されていますが…)向新ゼミ高3生全員の進路が決定しました。
ひと昔前なら...、
「今年の向新ゼミでは、高3生の4人に一人が国公立大学に合格しました!!」
といったように、チラシ等で派手に広告宣伝したんだろうな…と思います。
(もちろん、今でもそういうマーケティング戦略は有効であるとも思いますが…)
…、
でも、
向新ゼミは、
「自ら立てた目標に向けて、ひたむきに努力した生徒を認めたい」
と思っているので、
国公立大学に合格した生徒も、
私立大学に合格した生徒も、
専門学校に合格した生徒も、
、
、
、
あるいは、残念ながら志望校に合格できなかった生徒も、
みんな同じだと思っています。
あとはその生徒本人が、
「もうちょっと頑張れたのに… 」
とか、
「もっと早く始めとけば… 」
など…、
次の成功へとつながる自己分析をちゃんとやってくれれば、
それが最も、その子の将来の成長と成功につながっていくのではないか…。
そう思っています。
*(注)・・・とはいえ、大学入試に向けて毎日必死に努力していた生徒たちを何とか称えたい…という気持ちもあるので、教室に玄関通路脇の壁には、過去の塾生全員の合格大学名一覧を掲示しております。今年の分も、まもなく更新します。
そして…、
国公立大学に進学する生徒たちには、間違っても
「国公立大学だからスゴい!私立だから大したことない。ましてや専門学校なんて…」
という、かつて僕らの時代に存在していた、おかしなエリート意識だけは、絶対に持ってほしくないと思っています。
大事なことは
「どの大学を出たか?」
ではなく、
「社会に出てから、世の中の役に立つ仕事、みんなに喜んでもらえる仕事をしているか?」
です。
僕自身もそうでしたが、高校を卒業してこの小浜の地を離れていく生徒たちには、
各大学での学びや、その地域での暮らしを通して、
いろいろな経験をして、
数年後、社会に出たときに、
「〇〇くんじゃなきゃダメだ!」
「ぜひ♡♡さんにお願いしたい!」
と言われるような社会人になってほしいと思います。
*今期話題のドラマ「不適切にもほどがある」だと、このような「励まし」も「アウト 」でしょうね。たぶん…。
*ちなみにS50年生まれの僕の思考回路は、完全に「小川市郎派」でしたね。